右手は股を擦り、左手は胸を揉んでいた。ヤバいくらいにやらしかった。
となりのAとBのカップルもフィニッシュに向かっているのかさっきよりも喘ぎ声が大きくなっていた。
それを聞きながら久美も登り詰めようとしていた。
足の先がピクピクしだし、「フッフッフッ」という吐息の合間に微かに「ぁん、ふぅぅ」と声も漏れていた。
俺は寝たフリをしながらフル勃起だった。
隣のカップルはさっき絶頂を迎えたのだろう。一際大きな声が聞こえた。
久美はさらに自分の世界に没頭している。チュ・・・クチュ・クチュ・・・指が激しく動いているのに合わせて
湿った水音もハッキリと聞こえた。
久美の両手は股を激しく弄っていた。
「んんっ、んっんっんっふぅぅ~・・うぅんっんんっっ!・・・んっ、ふぅ」
ブルブルっと久美の身体が震え、全身の力が抜けた。絶頂を迎えたらしい。
ゆっくりとティッシュを掴み股を拭いている。一度こちらをチラっと見たので慌てて寝たフリをした。
久美は起き上がると手を洗いに行き、戻ってくるとそのまま寝てしまった。
俺は久美が完全に寝入ったことを確認してそっとトイレへ向かった。